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映画「鬼に訊け ~宮大工・西岡常一の遺言~」 [映画]

昨日に続いて西岡常一棟梁のお話しを、、、
書くのが遅かったと後悔しています。
4月14日(土)初日の1回目の上映を観ました。
場所は、十三にある「第七藝術劇場」。
仕事で何ヶ月に1回は駅前の道路を通過することはあるが、
阪急電車で駅に降り立つのは何年ぶりのことだろうか。
駅からすぐの商店街にあるビルの6階。
時間が迫るにしたがって、鑑賞者の数は増えていく。
いよいよ始まった。
昨日の「木のいのち木のこころ」が映像として具現化される。
以前図書館で借りたことのあるドキュメンタリーとは捉え方が
違う。
西岡棟梁の一言一言に重みがある。
私は、スクリーンを観ながら、ナレーターや棟梁の一言に何回も
点頭する。
撮影時、棟梁は癌に冒されていた。
しかし、最後のメッセージを私たちに投げかけてくれる。
「木」の偉大さ、神秘さ、崇高さ。
棟梁の意気込み、情熱、次世代への思い。
観る者は、スクリーンに吸引される。
約90分の上映時間は、あっという間に過ぎ去る程の内容であった。
もう一度観たい衝動に駆られる。
是非是非、ご覧ください。
5月18日(金)まで上映しています。
上映後、パンフレットにサインをする山崎佑次監督。
舞台挨拶では、もっと沢山のエピソードを聞くことが出来ると
思ったが、短い挨拶で終わってしまった。(残念だった、、、、)


「鬼に訊け ~宮大工 西岡常一の遺言~」公式サイト

宮大工棟梁・西岡常一「口伝」の重み (日経ビジネス人文庫 オレンジ に 2-1)
- 作者: 西岡 常一
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2008/09
- メディア: 文庫
「木のいのち木のこころ」 最後の宮大工頭梁・西岡常一 [本]


自賛するほどの読書量ではないが、かつて感銘を受けた本を挙げるとしたら、
この名著である。
西岡常一。
Wikiをご覧いただければ、どれだけの偉業を成し遂げた達人であったかというのは
お判りになるかと思いますが、棟梁の行動力と言葉には、今も魅了され続けています。
この本を幾度も繙読していると、棟梁の凄さが増してくるのです。
これほどまでに、私の心を収攬させた人物は滅多にいないです。
日本人元来が持つ資質みたいなものが相承され、その素晴らしさを、棟梁が代表して
開陳に及んでいるのである。
当著は日本人が忘れていたものへの警鐘本だと思います。
「法隆寺の鬼」になるには、まず自分を律することからである。
それは、飛鳥時代の工人を始め、昔人たちの叡智に対する崇敬の念を忘れないこと
であったり、木や土を始め、自然に対する尊崇である。
また、棟梁になるには、技法だけでなく人心の掌握をも出来る力量を持ち合わせなければ
ならない。
毎日が、心技に対する切磋琢磨の連続である。
そして、自身に課したものは、損得で動かない、宗教心を肝要とした人徳であった。
それだけに、自身に納得のいかない者に対する反発は強烈であった。
得心がいくまで譲らない気持ちは、長年その仕事に没頭した自信がそうさせていた
わけである。
とにかく、この本を是非お読みいただきたい。
私は、昔友人知人にこの本を配ったほどである。
今も、鳥肌本であることは確かである。
そして、経年ごとに読む味わいは深まっていく。
座右の本を挙げるなら、この1冊であることは間違いない。

文庫本
本日は、MICHEL WARLOP(ミッシェル・ワーロップ)の命日。 [ジャズ・バイオリン]

本日は、MICHEL WARLOP(ミッシェル・ワーロップ)の命日。
今年1月に書いた誕生日の記事をご覧ください。
僅か36年の人生でした。
あまりにも短い演奏人生。
19歳の時にグレゴールとグレゴリアン楽団に所属した時の
レコーディングから死の前年の1946年の録音で生を終えて
います。
16年間、彼は自らの楽団を率いたり、他の楽団に所属して、編曲・作曲・演奏
にと多忙な日々を送っていたようです。
特にレイモンド・ルグラン楽団では、貴重な存在として在団していたのでは
ないかと思います。
もう一度、Youtubeのサイトを貼り付けます。
↓
この映像に出演のタップダンサー、IRENE DE TREBERTという
女性のアルバムでは、よくWARLOPの演奏が聴けます。
彼のディスコグラフィーが掲載されているサイトを
ご紹介しましょう。
↓
MICHEL WARLOPのディスコグラフィー
有名な歌い手のバッキングなどに拘っているのがお判りだと
思います。
これら以外にも、クラシック奏者として別名を使っての録音が
存在します。
最晩年には、シャルル・トレネのレコーディングで歌声に
踊るような絡み方をする演奏が聴けます。
WALOPの最も近接撮影の映像(少しだけですが、、、)
↓

ジャンゴ・ラインハルト 1935~1947 Swing Sessions In Paris ■ Django Reinhardt 1935~1947
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: オーディオパーク
- 発売日: 2010/06/30
- メディア: CD

Integrale Irene De Trebert 1938-1946
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Fremeaux & Assoc. Fr
- 発売日: 2003/04/04
- メディア: CD

Vol. 5-Integrale Edition/La Mer 1943-1947
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Fremeaux & Assoc. Fr
- 発売日: 2003/04/04
- メディア: CD
本日は、SVEND ASMUSSEN(スヴェンド・アスミュッセン)の誕生日。 [ジャズ・バイオリン]
アスミュッセンの事は、過去に書いた。
まだ存命中の偉大なジャズバイオリニストである。
2008年に或る方から情報を頂いた。
その時の彼の動向は、1年のほとんどをフロリダで2番目の奥さんと
暮らしているそうである。
こんなアルバムを数年前に入手した。
アスミュッセンを敬愛するバイオリニストは数多いるだろう。
彼もその一人である。
プロデューサーとしてアスミュッセンは名を連ね、バイオリンを
手にしてアドバイスしている。
今、現在、アスミュッセンは何をしているのだろうか。
お誕生日おめでとう!
あなたの偉業は忘れない。
こんなアルバムにも参加している。
多ジャンルに挑み、それらの世界で存在感を示すバイオリニスト
がいた。
彼の偉業もまた伝え続けなければならないと思っている。

- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Arbors Records
- 発売日: 2009/09/08
- メディア: CD
本日は、STEPHANE GRAPPELLI(ステファン・グラッペリ)の誕生日、、、、「シェ~!!!」 [ジャズ・バイオリン]
グラッペリも「シエ~」をしている姿の雑誌表紙がありました。
「ダウンビート」という雑誌で、1981年4月号掲載ですが、写真
そのものが撮られたのは、いつなのか不明です。
Wikiを読んでみると、世界中の著名な人たちも、このギャグを
披露しているみたいですね。
なんと、お茶目なご老人であることか。
グラッペリさん、あなたの音楽をもっと沢山の方々に聴いていただき
たいです。
そして、ジャズバイオリンという分野において、偉大な足跡を
残していただいたことは、とても有難いことです。
私は、もっともっと多くの方々にジャズバイオリンを知って
いただくために、いろいろな情報を載せていきたいと思います。
グラッペリさん、お誕生日おめでとうございます。
そして、有難うございます。
あなたたちジャズバイオリニストたちの音楽は永遠です。
70歳バースデイコンサート。
曲は、「SWEET GEORGIA BROWN」
ソロの順番。
John Etheridge~Diz Disley~N.H.Pedersen~George Shearing~
David Grisman~ George Shearing~Grappelli&Didier Lockwood~

- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Sony Bmg Europe
- 発売日: 2008/01/22
- メディア: CD

Unforgettable Classics: Grappelli
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Classics for Pleasur
- 発売日: 2010/06/01
- メディア: CD

- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Castle Music UK
- 発売日: 1992/07/01
- メディア: CD

- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Music Club
- 発売日: 1999/02/16
- メディア: CD

Portrait of Stephane Grappelli
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Emporio/Mci
- 発売日: 1995/05/05
- メディア: CD
本日は、ジャズバイオリニストのMICHEL WARLOP(ミッシェル・ワーロップ)の誕生日。 [ジャズ・バイオリン]

1911年1月23日フランスで生まれる。
1947年3月20日没。
私が、WARLOPの事を知ったのは、EDDIE SOUTHと同じく
GRAPPELLIとDJANGOとの共演盤であった。
クラシックを学んだ後、ジャズやポピュラーに転向したので
奏法としては、クラシックそのものである。
そして、その奏法とフレージングにおいては、トランペット
スタイルともいえるだろう。
彼もまた、グラッペリが若き頃所属していたグレゴール&グレゴリアン
楽団で演奏していた。
一時期、グラッペリと同居していた時期もあったという。
若い頃からお互い切磋琢磨していたのである。
私が、ワーロップを知った曲。
「LADY BE GOOD」
(「LADY BE GOOD」の楽譜が載っているサイトを見つけました。)



自己の楽団を率いて、有名なシャンソン歌手などのバッキングを
していた。
作曲や編曲でも才能を示した。
1940年代には、レイモンド・ルグラン楽団(ミッシエル・ルグランの父親)
に所属して、そこではソロ演奏なども聴くことが出来る。
しかし、36歳という若さで逝ってしまう。
グラッペリの評伝には、WARLOPの事も少し触れているようだが、
どこまで信憑性があるのか判らないので、ここでは割愛させていただく。
別名でクラシック名義での録音も存在する。
私は、モーツァルトの「ハフナー・セレナーデ」を聴いた事があるが
なかなか表現力にたけていた演奏であった。
Michel Warlop が使用していたバイオリンは現在、パリ音楽博物館に所蔵されている。
ジャンゴのギターとともに大事に保管されているのである。
ワーロップのバイオリンは、グラッペリをはじめ、いろいろな人に受け継がれた
ようである。
私は、今、ワーロップの音色をしみじみと聴いている。
36歳夭折のジャズバイオリニストを、今夜堪能したい。
因みに、今日はDJANGO REINHARDTの誕生日でもあった。
6分20秒あたりで、ワーロップのソロが少しだけ聴ける。
そして、彼の演奏姿を確認出来ます。
幕末太陽傳 急げ! もうすぐ終了です!!! [映画]
幕末太陽傳~デジタル修復版~上映中 [映画]
川島雄三という映画監督に魅了されたのを、過去に書いた。
この度、日活100周年を記念してデジタルに修復されて
再びスクリーンに蘇った「幕末太陽傳」。
正月早々映画館に足を運んだ。

上映館は、大阪梅田の「シネ・リーブル梅田」
大阪では、ここ1館のみで上映されているようだ。
私は、1月3日に観に行った。
3時45分上映の回。
ここの映画館のスクリーンは初めて目にする。
意外と小さかった。
鑑賞者数は、お正月もあってか、10人位であった。
案外少ない。
川島雄三。
1918年(大正7年)、青森下北半島の田舎町で生まれ育った。
明治大学を卒業後、松竹に入社。
当時高名であった数々の監督の元で助監督として下働きに
徹する。
しかし、この頃から、奇病と云われた「筋ジストロフィー」という
病に冒され始めた。
助監督というハードな仕事の中、彼はハンディを背負いながら
日々邁進する。
そして、ようやく監督としてデビューを果すことになる。
義兄弟の契りを結ぶことになる織田作之助原作の「還って来た
男」であった。
川島は、生涯において、自らの出身地を明かそうとしなかった。
そして、故郷に帰ることもなかった。幼い頃、母親を亡くし、
厳格な父親に育てられた。
そんな原点を振り返る事がなかったのである。
父親の葬儀に帰郷しただけの彼には、故郷の風景をどのように
思っていたのだろうか。
紳士然とした風姿だった。
身に着けるものや嗜好品はすべて一流のものに拘った。
異常な薬マニアでもあった。
「死」に怯えていたのだろうか。
一ヶ月の薬代は、当時のサラリーマンの一ヶ月分の給料と同じだったと聞く。
毎日、大盛りの薬を手にして、食べるようにして服用するのである。
高級なバーで呑んでいたかと思うと、スタッフを連れて屋台で呑む。
観て、聞いて、遊んで、呑んで。
そんな毎日だった。
しかし、周りの人たちには、勉強しなさいと本を読むように勧めて
いたらしい。
自らも、遊楽の合間に読書は欠かさなかったようである。
仕事を共有した人たちは、彼に魅了され、思い出から消えることは
ない。
そんな徳望の高い人物だった。
弟子である藤本義一に語ったことがあったらしい。
太宰治の自死は嫌悪すると。
自殺を美化してはいけない、しかも玉川上水という人間の口の中に
入る水がある処でと。
彼は、宿痾に苦しみながらも、軽快に生きようとした。
それは、今回紹介の「幕末太陽傳」の主人公、居残り佐平次に
自身を投影させたのである。
あまり役者に指示をしない川島だが、主人公演じるフランキー堺
にだけは徹底的に役柄に執着した。
死の当夜、「中央公論」を枕元に広げたまま、酒に酔っていた
川島は、浴衣一枚の裸姿で、アパートの窓を広げた一室にて、
そっと亡くなった。
死因は肺性心だった。
1963年(昭和38年)、川島雄三は、この世に51作品という爪痕を残して、
45歳という若さで軽やかに物故したのであった。

出演者には、先頃他界した二谷英明氏、昭和のトップスター・石原裕次郎、
小林旭、ファンファン大佐若き日の岡田真澄など日活スターが錚々たる名を
連ねる。
「ええ、地獄も極楽もあるもんか、おいら未だ未だ生きるんでえ!」
フランキー堺演じる佐平次が物語りで最後に放った台詞。
川島雄三の声がダブる。
是非、「幕末太陽傳」で、「川島雄三」という監督を感じていただきたいと
思います。
幕末太陽傳公式サイト


伏見稲荷大社近くの菓子司「いなり・ふたば」 [飲み物・食べ物]
昨夏、鞍馬・貴船を訪れた帰りに、出町柳に立ち寄り、和菓子の名店・出町ふたば
の豆餅を買って帰った。
その時、お客さんは、後を絶たず並んでいた。
噂に違わず美味しかった。
あの味が忘れられず、もう一度食べたい衝動に駆られながら今日に至ってい
たところ、今回伏見稲荷大社に行くことになって、この辺りの和菓子屋さんの
情報を調べていたら、暖簾分けの同名店があることを知った。
早速買って帰った。
場所柄なのか、閑暇な感じがする。
このお店では、豆餅とは呼ばず、豆大福らしい。
豆大福と栗大福を買って帰った。
すこし、本店の味とは違っていたとお土産で渡した知人が云っていた。
餅の感触は、一緒だったと。
もし、伏見のお稲荷さんに参拝することがあるなら、一度訪れてみては、、、
いなり・ふたば

- 作者: 山口富蔵
- 出版社/メーカー: 世界文化社
- 発売日: 2011/03/26
- メディア: 大型本
京都・五山の一刹、東福寺での観楓 [観光・散策]
先日の続きです。
もっと早く書くべきでした。
伏見稲荷大社の参道を出ると南北に流れる道がある。
本町通というらしい。
車輌だと北へ一方通行になるが、私は徒歩なので
関係ないが、北へ進むにつれ意外と車が通過すると
狭隘な感じになってくる。
とりあえず、東福寺駅あたりまで歩いた。
このあたりまで来ると多くの人出を感じる。
皆、紅葉を目的の来京者たちばかりである。
コンビニで昼食を購入した後、人の群れに混じって
境内に入っていく。
塔頭の紅葉が色づいているのを観る。
臥雲橋を渡るのは無料であるが、紅葉スポットなので、
人だかりが凄い。
ガードマンのおじさんが、「おひとり、ワンショットかツーショットで
お願いします!」と写真撮影の制限をしていた。
日下門へ、人の群れに混じって歩くが、空腹が襲ってきたので、
人気のないところで、昼食を摂り、門をくぐり抜け本堂へ向かう。
本堂(仏殿)。
本尊釈迦三尊像を撮る。
三門。
方丈庭園を巡覧。
ここから紅葉を眺めることも出来るので、通天橋を渡るのに
400円献納して、再び方丈庭園入園料400円を払わなくても
いいのではないかと思う。
庭園内の紅葉風景。

臥雲橋からの紅葉スポットをチェック。
方丈庭園の青い部分から紅葉が満喫できるスポットです。
さて、明日の東福寺の紅葉はどうだろうか。
もうすぐ冬が訪れます。
早く、早く、紅葉狩りに行きましょう!!
東福寺の公式サイト
東福寺のWiki

京都・紅葉―カメラを持って京都へ行こう (SUIKO BOOKS)
- 作者: 橋本 健次
- 出版社/メーカー: 光村推古書院
- 発売日: 2000/10
- メディア: 単行本

京都 電車で行く紅葉散策 (SUIKO BOOKS 158)
- 作者: 中田 昭
- 出版社/メーカー: 光村推古書院
- 発売日: 2010/10
- メディア: 単行本
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